かたすみのつながり vol.1~三ヶ島製材さま~

突然ですがクイズです!かたすみでは現在、新たなサステナビリティ活動(事業)を行っています。それはなんでしょう…?

①廃棄になってしまうフルーツを買い取り、ドライフルーツに変身!

②ワインの搾りかすをアップサイクルして、新たなお茶を製造!

③果樹の剪定木、伐採木を使用した木軸ペンの制作!

正解は・・・

③果樹の剪定木、伐採木を使用した木軸ペンの制作!

ちなみに、①はCOPECO立ち上げ当初から行っています!フルーツティーなどに使用しているドライフルーツは、味は変わらず美味しいのに見た目が悪く廃棄になってしまうようなフルーツを積極的に採用しています。

②は「武蔵ワイナリー」さんとのコラボ商品。以前「マール茶」として販売しており、現在リニューアルを進めている内容です!近日中に新しい情報が解禁できると思いますので、お楽しみに・・・(^^)

新ブランド【Bâton D'or(バトンドール)】

それでは、かたすみの新ブランド【Bâton D'or(バトンドール)】についてご紹介します!

バトンドールとは、フランス語で「黄金のスティック、黄金の棒」という意味。希少性が高く、唯一無二の価値であることを表現しています。果樹の剪定木、伐採木を中心に瘤杢など希少性が高い木軸ペンの制作を目指しています。

そもそも、どうしてフルーツを販売している会社が「木軸ペン」を売ってるの?食品ではなく、なぜ文房具?…普通はそう思いますよね・・・実は、このレポートを書いている私も最初はそう思っていたのでご安心ください(笑)

みなさんは「剪定木(せんていぎ)」というものをご存知でしょうか。果樹園でリンゴやモモ、ブドウなどの木を健康に育て、実をよくつけさせるために、余分な枝を切り落としたものを「剪定木(せんていぎ)」と呼びます。害虫を防いだり、枝が混み合わないようにして日当たりや風通しを良くしたり、果実の品質を高めるには必要な副産物です。しかし、通常は廃棄することがほとんどで再利用されることはあまりありません。

日頃から規格外フルーツのアップサイクルや、食品ロス削減に力を入れている我々…農園の方からも剪定木についてはよくお話を伺っていました。簡単に果樹・剪定木が手に入り、農家さんのお役にも立てる。ただただ廃棄するのでは、もったいないけど流行の木軸ペンに素敵にアップサイクルできるのは”かなりサステナビリティなのでは”といった流れでトライすることとなりました!

フルーツティーをはじめ、COPECOの商品は比較的女性へのギフトに購入される方が多いのですが、ペンは男性にもいいですよね。昨年から少しずつ幅を広げている、かたすみの新たなチャレンジです!

埼玉県の木”欅”で木軸ペンをつくろう!

農園から譲っていただいた果樹のほかにも、おかげさまで多方面からお声がけいただき、様々な木でペンの制作を進めていました。

そんな中、「かたすみは埼玉県の会社だから、埼玉県で育った木で作ってみよう」という新しい目標を立て、狭山紅茶を仕入れている「老茶樹園」さんからのご紹介で”欅(けやき)”をお譲りいただくことに・・・

その敷地内にあった立派な欅をお譲りいただいたのが、今回訪問した「三ヶ島製材」さんです!この日は入間市にある、木材加工場へ。とあるご相談のため、お邪魔させていただきました。

車を停めて、工場の前に着いた途端・・・ヒノキのいい香り!木の落ち着いた香りに癒されました。とにかく木がたくさん!

こんなにも沢山の木を見る機会もないので、この木たちが家づくりに使われるのかぁ…と。とにかく圧巻でした。

素晴らしい職人さんがいる、三ヶ島製材さん

今回は別で入手した、とっても大きな”樫の木(かしのき)”をペンの制作用に加工していただけないかご相談するためにお邪魔しました。

こちらが坂戸から運んだ、樫の木です。だいぶ大きいので職人さんたちが、どのように加工するか話し合ってくださり・・・こちらの貨物列車のような、立派な機械でカットしていただくことに。ありがとうございます(涙)

大きな音とともに、機械が往復。職人さんのおかげで、だんだんと木が薄くなっていく姿は圧巻です・・・!私たちは「す、すごいねぇ…あんなに大きい木が、ここまで綺麗にカットされるなんて…」と驚きを隠せませんでした。30キロ超えの樫の木が、職人さんの作業によりなんとなんと厚さ2センチほどの板状に。

あんなに大きくて重たい樫の木が、職人さんたちの手によりここまで薄くカットしていただけました。 カットしたばかりの木は、じめっとした触り心地なので数日乾燥させることが必要ですとのこと。この木が木軸ペンに変身するのかと思うと、なんだかとてもワクワクしますね(^^)

縁起の良い木”欅”の魅力

無事に加工が終わり、昨年お譲りいただいた欅で制作したペンを吉田専務にお渡ししました。

こちらが三ヶ島製材さんからお譲りいただいた欅を使用した、ボールペンです。先ほどもご紹介したように、欅は埼玉県の木。成長が早く天高く伸びることから「縁起のいい木」ともされています♪現在はECサイトをはじめ、さとふるやふるぽなど”川越市のふるさと納税リターン品”としても大変ご好評いただいております。

吉田専務:「欅にしか出せない表情や、ぬくもりがあります。やっぱり木でつくったペンはあたたかみが感じられていいですね。手になじみ、書くたびに心がほっとします。」

・・・とても嬉しいお言葉をいただきました!自然が育てた木を大切に、家づくり・ものづくりをされている方からいただくお言葉、格別にうれしいですし有難いですよね。少し離れた場所にある、欅も視察させていただきました。

どちらも大きい!来年販売する木軸ペンの材料になるかもしれないですね、今から楽しみです♪

三ヶ島製材さんから学ぶ”発信力”

三ヶ島製材さんでは、端材プロジェクトや木工品の販売など様々なことに挑戦されています。おにぎりの型やまな板など、どの商品も非常に素敵でした!

とにかくお客様にお渡しするチラシや、掲示物などがとても素敵!非常にわかりやすく、取り組みや最新情報を発信されています。近隣のイベント出店なども積極的にされているようなので、気になる方は是非Instagramをご確認ください♪(バトンドールの投稿もありがとうございます(;_;))

吉田専務をはじめ、職人のみなさま、改めて貴重なお時間をありがとうございました。また素敵なペンが制作できるように、私たちも三ヶ島製材さんの発信力を見習って頑張ります!!

▼今回紹介した三ヶ島製材さん

・会社ホームページ

https://www.mikajima.co.jp/

・Instagram

https://www.instagram.com/mikajimaseizai/

▼Bâton D'or(かたすみ運営)

・ECサイト

https://shop.batondor.com/

・ふるさと納税

https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1622855&query_id=36a8a216-6778-423b-a08a-24bbe57610a7

https://furu-po.com/goods_detail.php?id=20051964

COPECO(コペコ)公式サイト >

国産ドライフルーツとフルーツティーのお店COPECO(コペコ)は国産のおいしいフルーツを砂糖不使用・無添加で作ったドライフルーツと狭山紅茶やハーブティーと組み合わせたドライフルーツティーを企画・販売(通販)しています。ギフトにも喜ばれます。